【サラリーマンの資産運用】つみたてNISAをおすすめする理由と資産運用の意義

サラリーマンの資産運用
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失敗くん。
失敗くん。

皆さん、ご機嫌よ!!!失敗くん。です!

本日は副業の話とは違いますが、資産運用についてお話します!

皆さんは資産運用をされていますか???

ここ数年は、資産運用についての情報をよく耳にしますよね。「投資」や「不動産」、「FX」、「ゴールド(金)」、「暗号資産」など様々な資産運用があると思います。

私も以前は、資産運用なんてお金持ちだけがやるものでしょ?私たち凡人には関係ないことだもんな~と特に関心がなかったのですが、「お金」や「副業」の勉強をしていく中で自分にも関係のある重要なことだと気づきました!

今回はそんな資産運用で皆さんご存じでメジャーな「つみたてNISA」について国の動向なども含めて解説していきます!

この記事を見ると、、、

  • 国の資産運用に対する考え方
  • つみたてNISAの概要
  • つみたてNISAのメリット・デメリット
  • 迷ったら始めよう

がお分かりになると思います。資産運用で迷っている人の背中を押せると幸いです!

銀行の普通預金「金利」

皆さん貯金(銀行やタンス貯金)は好きですか???私は好きですね!!!でもあまり貯金はやっていません。

日本の銀行金利は野村アセットマネジメント お金を育てる研究所様の情報よると、以下のように推移しています。

出典・画像引用:野村総合研究所SuperFocus、日本銀行のデータを基に野村アセットマネジメント作成 野村アセットマネジメント お金を育てる研究所

1970~1990年バブル期の銀行金利は5%~最大8%近くまであり、100万円を銀行に入れておくと、1年で105万~108万円になります。現在の金利は0.003%と、100万円が1年後には100万30円とプラス30円にしか増えません。

私は両親や祖父母に「何が起こってもいいように貯金はしときなさいよ」とよく言われていました。確かに1970~1980年代を生きていた人は、銀行にお金を入れておくだけで1年間で5~8%のお金が増えますから「貯金しろ!貯金しろ!」という意味が分かります。ですが時代は変わり、金利も少なくいつ潰れるか分からない銀行にお金を入れておく方がリスクがあるのかなと思います。

確かに貯金は大事です。突然の病気や事故などいろんなところでキャッシュが必要になりますよね。ですが今は発達した保険もありますし、数カ月分の生活費や冠婚葬祭のある程度の費用を残しておけば銀行貯金の必要性があるのかが疑問ですね。

日本国のNISA(小額投資非課税制度)に対する考え

国は個人型確定拠出年金(DC)と共に、NISA(小額投資非課税制度)にかなり力を入れ、資産運用を行うように国民へ促しています。税金を徴収したいはずの政府がなぜ非課税で投資を行えるようにしたのか?深層は明らかになっていませんが、表向きでは以下の狙いが1番だと言われています。

「少子高齢化による公的年金の補完」

現在日本では少子高齢化が加速しています。それに伴い国の財源も少ないため、65歳以上で受給できる公的年金が年々減少しています。今の若い年代が年を取り、年金が「受給できない(もらえない)」ということはありませんが、現在と比べ受給額が減少することは目に見えています。「今まで収めてきたのに、今の高齢者はもらっていて自分たちは少なくなるのおかしいだろ!高齢者になったら働けないのにどうやって生活して言うんだよ!」という人も多いと思いますが(私も思います)、これが日本国の現状です。

そんなお金がない日本の将来、「年金では足りない生活費をどうやって補完するか」という難題をどう解決するか?そこで政府の考えに至ったのが、「税金少なくしてやるから、将来のために自分で資産運用して自分の老後資金は自分でためてくれ!」とう何とも投げやりな小額投資非課税制度です。

ですが本当の真実は分からないことがあります。表向きではこうですが、政府の頭の切れる人が考えることは数年後、数十年後を見据えていますからこの制度が国にどう影響するのかはまだわかりませんね。数ある狙いの中の1つとして、上記の「高齢化の影響による年金受給の減少」があると思います。

つみたてNISAについて

つみたてNISAは個人的にはかなりおすすめな資産運用だと思います。実際に私もやっています。以下に一般的な株投資との違いやつみたてNISAメリット、デメリットについてまとめます。

一般的な株式投資との違い

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。

NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからず投資を行える制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。また、NISAの口座は多くの金融機関が手数料を無料にし、投資信託にかかる信託報酬の費用も低くなっています。株式投資を行う場合、証券口座利用のために証券会社に手数料を払い、投資信託の場合、管理や運用の経費として信託報酬を払う必要があります。しかし、つみたてNISAを使えばこれらの費用を低く見積もることができます。(金融庁のサイトより引用

NISAと積立NISAの違い

一般NISAつみたてNISA
非課税保有期間5年間20年間
年間非課税枠120万円40万円
投資可能商品上場株式・ETF
公募株式信託・REITなど
長期・積立・分散投資に適した
一定の投資信託
買い付け方法通常買い付け・積立投資積立投資のみ
払い出し制限なしなし
【2023年いっぱいまで】                          図①〉
つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
非課税保有期間無期限化無期限化
非課税保有限度額成長投資枠と合計で1,800万円つみたて投資枠と合計で1,800万円
口座開設期間恒久化恒久化
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した
一定の投資信託
上場株式・投資信託など
対象年齢18歳以上18歳以上
【2024年から開始】                                 〈図②〉

現在の非課税でできる投資は図①ですが、図②の2024年から非課税投資枠が拡充し新たに大きな非課税投資が可能となります。※ちなみに現行のNISA枠で行った商品は、2024年以降も制度自体は継続され、それとは別で新たに図②のつみたて投資枠、成長投資枠として非課税投資が可能になるとのこと。

図①と図②を比較してもかなり国が個人投資を促していることが分かります。大きく変わるのは、年間投資枠の増加保有期間が無制限となったことでしょう!!!かなり太っ腹な制度だと個人的には思います。また、限度額があるものの一般投資家の人たちも節税対策になると思います。

つみたてNISAのメリット

最長20年間非課税で投資ができる

何度も説明していますが、一般的な株式投資はその商品の収益から約20%の課税が義務ですが、つみたてNISAは非課税です。現行の非課税投資は20年という期間はありますが、2024年からは保有期間が無期限となるためそこは解消されています。

小額投資が可能

証券口座にもよりますが、最小100円から投資が可能なところもあります。まずは不安だから小額から始めて、その後勉強して徐々に始めてもいいと思います。

低コストで投資ができる

つみたてNISAの対象商品はすべて購入時の手数料が無料です。また、信託報酬(運用や管理にかかる費用)も利益の0.〇%~0.0〇%かなりお安く運用をしてくれますのでコストが小額です。

いつでも引き出しができる

安心してください!銀行と同じでいつでもどこでも引き出し(換金)が可能です。あくまでも長期投資ですが、急に資金が必要になった場合は引き出しが可能です。

積立投資だから買うタイミングを悩まない

株式投資と聞くと、部屋にパソコンが数台置いてあり、グラフを常に監視している状態を想像しますが、積立投資は毎月決まった日に決まった口座から追加投資されますので売買のタイミングに迷いがありません。

複利の力

20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだものが「複利」です。つみたてNISAは、月の利益をそのまま再投資ができるという仕組みがあります。配当金を楽しみたい人にはおすすめしませんが、毎月10,000円のつみたて投資で、その月の利益が10%の1,000円出たとします。それを再投資すれば、11,000円の投資になりさらに利益をを生み出します。複利は偉大です!!!

積立NISAのデメリット

元本割れのリスクがある

開始当初は最大収益と損益の振れ幅が大きくなります。ですが、投資の研究では約15年以上同じ商品を保有し続ければ元本割れのリスクはおおよそ数%みたいです。約90%以上はプラスで終わります。米国企業や全世界株のファンドの収益推移のグラフを見てわかるように、リーマンショックや大不況の時は一時的に株価が落ちますが必ず数年後には回復しており、全体でみれば右肩上がりのグラフ推移となっています。

限られた投資信託にしか投資できない

つみたてNISAで投資できる商品は、金融庁により「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」と定められています。ですが大丈夫です。経済大国アメリカ、全世界のファンドがあれば十分です。

損失が出たときに、税制上のメリットを受けられない

つみたてNISAの口座で発生した損失は、税制上の特定口座・一般口座で保有する商品の譲渡益や配当金等と損益通算できず、また繰越控除もできません。これは仕方がない部分かなと思います。

NISAと比べて、非課税枠(上限額)が少ない

現行の非課税制度ではNISAに比べつみたてNISAは年間40万円と投資枠が少ないです。もっと投資したい人や大きなリターンが欲しい人はいると思います。ですが、2024年からは新制度が導入され上限額は解消されます。

証券口座開設がめんどくさい

おそらく始めたいけど始めてないという人の中で一番多い理由がこれだと思います。現在おすすめされている楽天やSBI証券の口座開設なら、どんなに躓いても1時間以内では確実終わります。その1時間と将来の時間どっちが大切ですか?

迷ったら始めろ!!!

まずは口座を開設しましょう!スマホ1台あれば簡単に証券口座を開設できます。「楽天証券」「SBI証券」とネットで調べればすぐに出てきますから!

つみたてNISAには賛否両論あると思いますが、個人的には低リスクで資産運用を行うのであれば、銀行やタンス貯金をするよりも始めた方が良いのかなと思います。むしろ銀行やタンス貯金の方がお金を無くすリスクがあると思います。

上記のデメリット(=不安)はありますが、過去の投資研究や2024年からの制度改定により解消されるのではないかと考えます。投資が怖くて始められない人は小額で良いので始めることをお勧めします。毎月1000円くらいの投資であれ、そこまで生活の支障にならないと思います。今日の1000円が20年後数千円になっているかもしれませんよ!!!

また開始当初は、どのくらいの損益があるのか気になりついつい証券口座を見がちになります。時にはマイナスになることも間違いなくあります!!!そんな時、これ以上損を出したくないとばかりに引き出し(換金)するのはやめましょう!あくまで長期投資です!!!マイナスの時期は必ずあることを覚えていてください。寝かせて忘れていればいつか必ず増えてあなたのところへ戻てきますから。

まとめ

今回はつみたてNISAでの資産運用について解説しました。いろいろな資産運用があると思いますが、簡単でリスクが低い手を出しやすい資産運用かなと個人的には思います。

もちろん始めるにあたりデメリット(=不安)はあると思います。いろんな情報を調べると不安が強くなります。ですが一番再現性があり、信頼できる資産運用だと思います。迷っている暇はありません。株式での資産運用は早ければ早いほどリターンが大きいです。迷ったら始めまししょう!!!

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