今回は、私の「MLM副業の経験」をもとに
勧誘時に「友人や知人嫌われない方法」を実体験からお伝えします!!!
皆さんはネットワークビジネス(MLM)の勧誘で「友達を無くす」や「勧誘がしつこい」、「友達やめよう」などという噂を聞いたり、実際に友人を多く無くしている人も多いと思います。
世間のネットワークビジネスに対する印象
・ネズミ講
・勧誘がしつこく友達を無くす
・悪い人間がやるビジネス
・怪しい
このようにネットワークビジネス(MLM)は、世間的にも良い印象がありません。
ですが、日本のMLM会社は500社以上、約2,000万人が何らかの形でMLMに携わっていると言われています。日本の人口約1億人に対して2,000万人ですので、単純計算で約5人に1人はMLMに関わっていることになります。
私もこの情報を聞いてかなり驚きました。「こんなにも多いのか」と。ではなぜ、こんなにも多くの人がMLMに関わっていると言われている日本で、MLMは世間的には悪い印象があるのか?
今回の記事では、この悪い印象を作った一つの原因でもあると言われる『MLMの勧誘』について、私の経験談を入れながらご紹介させていただきます。
以前にもご紹介しましたが、私は1年半くらいネットワークビジネスを行って約300人の友人や知人に勧誘を行いましたが、1人も友人は無くしていません。むしろ勧誘がきっかけで再開する機会が増えた方も多くいました。
この記事を読んで分かること
- MLM勧誘でなぜ友人や知人に嫌われ
- 勧誘で友人や知人を無くさないように気を付けること
- 私が実際に行っていた「嫌われない」勧誘方法
MLM勧誘ではなぜ「友人を無くす」と言われるのか?
MLM初心者がしがちなこと
答えは簡単です。「友人や知人」に最初から物を売ろうとするからです。
例えば、自分の友人からこんなことを言われたらどう思いますか???
ねーねー
俺さぁ、化粧水を売ってんだけどさぁ買わない???
値段はなんと1万円!!!それがこの化粧水が良くって、世界で注目されてる○〇の細胞が入ってるんだよ!どう???買わない???
どうでしょうか?A君にいきなりこんなことを言われたら、皆さんはこの化粧水を購入しようと思いますか???
私は男で、化粧水などの化粧品関係は興味がないので買いません。ましてや1万円もするとなれば絶対に買いません。
そして、皆さんはこう思うはずです。「こいつ、俺(私)に化粧水を買わせてお金稼ぎをしようとしてんの!?」
どうでしょう?友達を無くしたことがあるよ、MLMで失敗してきた皆さんは、まさかこんな勧誘をしていませんよね?
これでは、間違いなく友人はいなくなります。
ですが気持ちは分かります。MLMを始めた当初は、右も左も分からずただただ上の人に「商品を売ってこい」「勧誘してこい」「まずは行動しろ」など、やり方や手段を教えずに当たって砕けろの精神で勧誘させられます。上の人がそのようにいうのは、自分の報酬が増えるからです。
ましてや、会社や商品のことも分からない、ノウハウも分からない、ただ副収入やお金稼ぎをしたいために入った人は、相手のことも考えずにA君のようなことをしてしまい、今まで培ってきた友達への信用を失うわけです。
そこにニーズはあるのか?
MLMは『商品を売る・広める』ことが基盤のビジネスです。商品を売るということは、大原則として『消費者・購入者』がいるということを忘れてはいけません。
『消費者・購入者』は、何かが欲しい、自分の困っていることを解決するものはないか、などと『欲求』や『ニーズ』が存在します。この『欲求やニーズがあり、自分に合うものを購入する』ということが大原則です。
A君のように、相手の欲求やニーズが無いのにも関わらず、自分の報酬の為に友人に商品を押し売りしたり、商品の説明をしても友人は「なんでこんなことを自分に言ってきたんだ?」と不信感を持つのは当たり前のことかと思います。
私の勧誘のされ方
以前も【ネットワークビジネスの勧誘方法|事例紹介【副業失敗談】で紹介させていただきましたが、私がMLMを始めたきっかけの先輩の勧誘方法を公開します。
最近元気?
元気です
仕事はどう?
あんまり楽しくない、安月給でやってられない
お!なんか副業しているの?
してないです。○〇さんは何かしてますか?
いま、ネットワークビジネスで稼いでるよ!!!
何系ですか?※この時MLMを知らない
化粧品、今MLM業界で一番でかい会社
そうなんですね。
僕も調べてなにかやってみます。
と、他愛もない会話かと思いメッセージのやり取りを終えました。
【半月後…】
今、時間ある?以前に言ってた、MLMでいま俺のバイト生を募集してるけど、1万2千円~のバイトしてみない?
なんの仕事ですか?日給ですか?
違うよ。この仕組みは紹介してくれたらいいんだけど、これを聞いたら詐欺じゃんて言われるから直接会って話したい。
分かりました!話しだけ聞いてみます!!!
と、いう形で少し興味があり話だけでも聞いてみるかという感覚でその先輩にお会いしました。
この勧誘は、私の「何かをして稼ぎたい」「副業をやってみたい」というニーズをしっかりつかんで勧誘を仕掛けています。また、詳しくは話さずにこの先輩は直接会うことが目的で、商品や会社の魅力を私に伝えるきっかけを作りたいと思っていたようです。
この場合は、私と先輩の思いやニーズが合っているため、お互いに損なく会うことができました。
この先輩は直接お会いした後も、私の話しを聞き続けほとんどMLMの話しをせずにニーズや思いを聞き続けていいました。
そして私がこの時期に思っていた「副収入が欲しい」「なにか副業を探している」というところに対して、自分のやっているMLMについて少しだけお話をしていました。押し売りや押し勧誘は全くありません。むしろ1つ約1万円する商品を私にくださいました。
あくまで、相手ファースト、相手主体で考えてビジネスを行っているかがうかがえます。
私の勧誘方法
私は「化粧品売買するMLM会社」の会員だったのですが、「ビジネス会員」で化粧品を売らないといけませんでしたが、どちらかというと「ビジネス」を売っていました。
私の具体的な勧誘方法を【相手とニーズが合わない場合】と【相手とニーズが合った場合】以下にまとめます。
【相手のニーズが合わない場合】
最近どう?元気にしてるー?
元気だよー!
おお!それは良かった!
仕事の調子はどう???
○〇も元気???
仕事はまずまずだよ!給料も安定してるし、今が頑張り時かな!!
そうなんだね!!!
俺は今副業に挑戦してて少しずつ稼げるようになってきたよ!
A君は副業とか興味ない?
副業かー、、、
あんまり興味ないねぇ
そっか!でも今の仕事も安定してていいね!
お互い頑張ろう!今後副業とか興味が出てきたら連絡して!
また今度ご飯行こうね!!!
うん。ありがとう!
じゃ、また今度ねー!
このように、相手のニーズが無いとすぐに手を引いていました。押し売りはしません。そして、最後に「今後興味が出たら教えてほしい」と種まきだけして撤退していきます。
このような勧誘なら絶対にお互い傷つかず、友達を無くすことはありませんね。
【相手とニーズが合った場合】
最近どう?元気にしてるー?
元気だよー!
おお!それは良かった!
仕事の調子はどう???
○〇も元気???
仕事はまずまずだよ!
でも給料安いからな~
なかな苦労してるよ(悲)
そうなんだね!!!
俺は今副業に挑戦してて少しずつ稼げるようになってきたよ!
A君は副業とか興味ない?
副業かー!
凄いな!どんな事やってるの???
少し興味ありそうだね!
今は化粧品関係のビジネスをやってるよ!
今度直接会って話だけでも聞いてみる?
うん。聞いてみたいな!
このように相手とニーズが合った時に勧誘を行っていました。会ってから詳しい話を聞いてA君が一緒にビジネスを始めるかどうかは私のプレゼン次第です。まずは会う約束を行うことを意識して勧誘していました。話しをして相手のニーズが合わないこともありますが、その時も押し売りはしません。
「友人を無くす」を解決する
以上の内容を見てわかると思いますが、答えは簡単です、「相手のニーズを知る」ことです。
本当にその商品は相手にとって役に立つ商品なのか?役に立つビジネスなのか?
このように相手のニーズを知ることは、物を売る立場にとってはマストで考えなければいけません。
押し売りはダメなんです。押し売りしたらその場でビジネスは終了します。
【売り手】→この商品を売りたい 【買い手】→この商品を買いたい
このお互いのニーズが合ってから「売買」が成り立ちます。
まとめ
〇MLMでは「友達を無くす」とよく言われますし、実際に友達を無くした人も多いと思います。
〇MLMのビジネスの構造は「友人や知人からお金稼ぎをする」になっているから。
〇売買の基本は「売り手と買い手のニーズが合致すること」
〇押し売りは絶対にNG
〇まずは相手のニーズを知ることから始める
〇ニーズが合わない場合は撤退する
今回は「MLMは友達を無くす」について解説しました。私の経験を参考にまずは相手のニーズを知りましょう!!!また、売買では共通でいえることだと思いますので、MLMを行っていない人でも参考になると思います!
コメント
私もMLMで何人か友達を失いました。相手の利益になってなかったからですね。